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「新選組!」が帰ってきた!大河ドラマ史上初の続編「新選組!! 土方歳三 最期の一日」。
近藤勇の死から1年後、新選組副長・土方歳三が、最期に箱館の大地に見た夢は何だったのか?三谷幸喜が描く、男たちのドラマの総決算。
明治2年(1869)5月10日夜、新政府軍の総攻撃を翌朝に控えた箱館五稜郭。絶望的な状況で、箱館政府総裁・榎本武揚、陸軍奉行・大鳥圭介ら幹部は別れの杯を交わしたが、その場に土方歳三の姿はなかった。歳三は、京からの新選組の同志、島田魁らと共に奇襲をかけ、敵の兵糧を巻き上げていた。歳三は、一緒に戦いたいと言う島田たちを説得して皆に箱館の港と街の警備を命じ、世話役を務めていた市村鉄之助を密かに呼んで、故郷の多摩に送り出した。新選組と別れ、永井尚志から榎本の決心を聞いた歳三は、再考を促すべく榎本を訪ねようとするが、大鳥が立ちはだかった。立場と価値観が異なる三人の話し合いは、言葉を重ねていくうちに意外な方向に展開していく…。やがて総攻撃が開始され、敵の本陣を目指していた歳三は信じられない光景を目にした。そして、歳三が一本木関門を通過したとき敵の銃声が響く…。